将来訪れる自分の週末期に備える。

一人暮らしをしている方は、将来訪れる自分の週末期や死亡時、死亡後の手続きなどを誰かにお願いしなければなりません。
手続きとは・・・・入院や費用の支払い、葬儀、死亡の手続き、火葬や遺骨の引き取り、そしてお墓の準備などのことです。もちろん、ご家族や信頼できるご親族がおいでになる方は良いのですが、そうでない場合には近い友人に負担付き遺贈をするか、生前契約のサービスを利用するなどの手続きを行うのも一案かと思われます。

「生前相談（生前契約）」とは、葬儀の内容と支払い方法を決め、希望どうりの葬儀を行ってもらうことを言います。これに加え、死後の手続き全般を行ってもらう「生前契約代行サービス」などを利用するのもいいでしょう。
このサービスでは、法律の専門家である公証人が、法律に従って作成する公正証書の形式で契約することから強い証明力と執行力を持っているため、証書の内容が不履行になる心配がありません。
「負担付遺贈」とは、簡単にいえば「財産をあげる代わりに○○をしてほしい」と条件付で財産遺贈をする方法です。この方法を使えば、病気をした際の介護をお願いする、死後の手続きや葬儀の喪主となって指定どうりの葬儀を執り行ってもらうこともできます。当然、負担部分を指定どうりに行わなければ財産の支払いが行われないため、遺贈に関してトラブルになることもないでしょう。

生前で決めておいたほうがよい一例

遺品整理とは・・

遺品整理とは、亡くなられた故人様が使用されていた品々を遺品とし、それらを丁寧に整理することをいいます。
思い出深い大切な品々の「ご供養品」「形見分け品」「ご不用品」の選別をご遺族に代わって真心を込めて行います。